バナナ [食品別]

果糖やブドウ糖など、消化吸収されやすい炭水化物を豊富に含んでいるため、即効性のあるエネルギー源となります。余分なナトリウム(塩分) の排泄を促し、高血圧を予防するカリウムもたっぷり。
水溶性食物繊維のペクチンが便の量を増やして柔らかくするうえ、オリゴ糖が腸内の善玉菌を増やして腸を活性化させるので、便秘解消にも役立ちます。がん細胞の増殖を抑え、血管をしなやかに保つTNFという物質を活性化させる因子が非常に多く含まれることもわかっています。

空気に触れると、酵素の働きで果肉が変色します。すぐに食べない場合は皮をむいたあとレモン汁をかけておきます。また、バナナには体を冷やす作用も。冷え性の人や胃腸が弱い人は加熱してとるとよいでしょう。

不眠症には、牛乳と合わせたバナナジュースを。バナナに含まれるメラトニンはリラックス効果や催眠効果のある成分。牛乳に含まれるトリプトファンも体内でメラトニンをつくるので、相乗効果で催眠作用がアップします。クエン酸を含む柑橘類と一緒にとるのも正解。果糖やブドウ糖にクエン酸が加わると、エネルギー源を体に貯える効率が高まります。

皮が黄色く、褐色の斑点が出始めた頃が食べごろ。低温に弱いので室温で保存します。冷蔵庫に入れるとすぐに真っ黒になってしまいます。

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キウイフルーツ [食品別]

ビタミンCを豊富に含んでおり、1個で1日の所要量の半分以上を満たします。ビタミンCには、コラーゲンの生成や免疫力強化のほか、鉄の吸収を助ける、ストレスから体を守るなどの作用があります。水溶性食物繊維のペクチンもたっぷり。ペクチンには血糖値の抑制やコレステロール低下などの働きがあり、糖尿病や高脂血症の予防に有効です。

ビタミンC摂取のためには生で食べるのがいちばん。たばこを吸う人、ストレスが多い人はビタミンCの消費量が多いといわれているので、しっかり補給するようにしましょう。食べた時舌に感じる刺激は、たんばく質分解酵素・アクチニジンによるもの。果汁を肉にかければ、肉質を柔らかくしてくれます。

アクチニジンがたんばく質の消化を助けるため、肉類・魚介類と一緒にとれば胃もたれの予防に。また、ビタミンC+たんばく質の作用でコラーゲンの生成が活発になり、美肌づくりにもつながります。緑黄色野菜と植物油やナッツを加えてβ -カロテンとビタミンEを補えば、ビタミンCとの相乗効果で抗酸化力がアップ。がん予防の効果が高まります。

皮にしみや傷がなく、適度な弾力があるものを。かたい場合は室温で過熱させます。りんごと一緒にポリ袋に入れておくと早く熟します。


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