ジンゲロール [ファイトケミカル]

ジンゲロールは、しようがに含まれる辛味成分。本来はショウガオールとジンゲロンという2 つの成分の稔称ですが、この2 つは構造や働きがよく似ているので、まとめてジンゲロールといわれることも多いようです。代謝を活発にし、胃液の分泌を促して食欲を増進させるほか、強い鎮痛作用をもち、炎症や痛みを鎮めるのにも有効。抗酸化力も高く、DN A の損傷を防いでがんを予防する効果もあります。アメリカの国立がん研究所では、がん抑制効果をもつ食品を集めた「デザイナーフーズプログラム」の研究が進められていますが、ジンゲロールが豊富なしょうがは、デザイナーフーズの上位にランクされています。

抗菌・殺菌作用も高いので、食中毒の予防にも有効。ヒスタミンの放出を抑えてアレルギー症状を改善する働きもあります。このほか、発汗・解熱作用、抗血栓作用、脂肪を分解する作用などもあることがわかっています。


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