あさり [食品別]

あさりはたんばく質たっぷりで脂質が少なく、ビタミンやミネラルも豊富です。なかでも注目したいのは、タウリンが多く含まれていること。アミノ酸の一種であるタウリンには肝機能を高めてコレステロールの排泄を促すほか、交感神経を鎮めて血圧の上昇を防ぐ働きがあります。貧血の予防・改善に役立つ鉄とビタミン触や、糖尿病の予防に効果のあるクロムなども含まれています。

あさりを加熱した時に出る水分には、ビタミンB群やタウリンが溶け出しています。みそ汁やスープのほか、妙め物の場合はあんかけにするなどして、汁まで食べるようにするとよいでしょう。

ビタミンCが豊富な野菜類との組み合わせがおすすめ。ビタミンCが鉄の吸収率を高めるため、貧血の予防・改善に役立ちます。根菜や海藻類と一緒にとるのもよい方法。コレステロールを吸着する食物繊維と、肝機能を高めてコレステロールの排泄を促すタウリンの相乗効果で、高脂血症や動脈硬化を予防する作用がいっそうアップします。

口がしっかり閉じていて、殻の模様がくっきりしているものを。2~3 %の塩水につけ、暗いところで砂をはかせます。むき身の場合は、身にはりとつやがあるものが良質です。
タグ:タウリン
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うなぎ [食品別]

豊富なビタミンA は、動物性のレチノールの形で含まれています。レチノールは、植物性のビタミンA であるβ-カロテンとくらべて吸収率が高く、粘膜や皮膚の強化、目の病気の予防のほか、免疫力を高めてかぜなどの感染症やがんを防ぐ働きがあります。また、ぬめりのある動物に含まれるムコ多糖類は、胃の粘膜を守り、消化吸収を助けます。このほか、脳を活性化して痴呆を予防・改善するDHA、動脈硬化や脳血管障害などを防ぐIPA などもたっぷりです。

かば焼きが一般的ですが、脂質が気になる場合は、蒸して余分な油を落とした白焼きがおすすめです。ただし、うなぎはコレステロールや脂質が多い食品。高脂血症や動脈硬化などが気になる人は、食べ過ぎに注意しましょう。

根菜類との組み合わせがおすすめ。豊富な食物繊維が、うなぎに含まれるコレステロールの排泄を助け、さらにうなぎに不足しているビタミンCの補給にも役立ちます。夏パテ対策には、にらやねぎ類と一緒に。アリシンがビタミンB1の吸収率を高めるため、疲労回復に効果的です。

養殖ものなら、小ぶりで身がはつているものが良質。かば焼きなどに加工したものなら、身が厚いものを選びます。

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