やまのいも [食品別]

やまといも、ながいも、いちょういもなどのやまのいもには、でんぷんを分解するジアスターゼ、アミラーゼなどの消化酵素が豊富に含まれています。
これらの酵素は消化を助け、新陳代謝を活発にするのに役立ちます。皮をむいた時のぬめりの正体はムチン。胃の粘膜を保護し、肝臓や腎臓の機能を高めて老化を防ぐ働きがあります。このほか、抗酸化作用をもつペルオキシダーゼ、カタラーゼなどは、がん予防にも役立ちます。

消化酵素は加熱したり酢を加えたりすると働きがおとろえてしまいます。酢水にさらしたりせず、生のまますりおろして食べるのがいちばん。だし汁でのばしてとろろ汁にする場合は、だし汁を40~50度に冷ましてから加えるようにします。

肉類、魚介類、卵など、良質のたんばく質と組み合わせてとるのがおすすめ。消化酵素がたんばく質の消化・吸収を促し、エネルギーを効率よく活用するのに役立ちます。肉体的・精神的な疲労を感じる時は、豚肉、大豆などビタミンB1が豊富な食品と一緒に。やまのいもに含まれるコリンが、エネルギーを生み出すビタミンB1の働きを高めてくれます。

表皮にはりがあり、傷や変色がないものが良質。新聞紙に包んで冷暗所で保存します。
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にんにく [食品別]

香りのもとはアリシンという成分です。ビタミンBlの吸収率を高めて疲労回復を助けるほか、強い殺菌作用でウイルスや細菌を撃退。高い抗酸化力で発がんを抑制するうえ、胃にすむピロリ菌にも有効なため、胃潰瘍などの予防にも効果が期待できます。また、アリシンが分解されてできるジアリルジスルフィドには、コレステロールの上昇を抑える働きがあることもわかっています。

生でも加熱してもかまいませんが、アリシンは揮発性なので、つぶしたり切ったりした後は手早く調理します。アリシンは加熱されるとアホエンという成分に変わります。アホエンには血液をサラサラにし、血栓を防ぐ効果があります。ただし、生のにんにくは胃腸の炎症を招く場合があるので食べ過ぎに注意。生食は1 日1片までにします。

ビタミンB1を多く含む豚肉やレバー、豆類などと組み合わせたメニューは、疲労回復や体力増強、集中力アップに最適。ブロッコリー、かぼちゃなど、β-カロテンやビタミンCが豊富な野菜と組み合わせ、がん予防効果をさらに高める食べ方もおすすめです。

皮が白くてふっくらしており、発芽していないものを選びます。ネットに入れ、風通しのよいところにつるして保存します。
タグ:アリシン
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