さつまいも [食品別]

さつまいもには、不溶性食物繊維のセルロースがたっぷり。セルロースは便通を整えると同時に、腸内の有害物質を吸着して体の外に出す働きをしています。切った時に出る白い汁・ヤラビンには便をゆるくする作用があり、セルロースとともに便通を整え、がんや動脈硬化を防ぐのに役立っています。また、免疫力を高めるビタミンC や、高い抗酸化作用をもつビタミンE 、ナトリウム(塩分)の排泄を促すカリウムも豊富に含まれています。

さつまいものビタミンCは、加熱してもこわれにくいのが特徴。効率よくとるためには、ゆでるより、焼いたり蒸したりするのがおすすめ。電子レンジで加熱するのもよい方法です。有効成分は皮の周辺に多く含まれている
ので、皮をむかず丸ごと加熱を。

豊富なビタミンCを生かすため、β-カロテンとビタミンEをプラス。緑黄色野菜と一緒に植物油を使って調理すれば、ビタミンC、β-カロテン、ビタミンE の相乗効果でがん予防のパワーがアップします。便秘解消には、ヨーグルトとの組み合わせもおすすめ。食物繊維と乳酸菌が腸内の善玉菌を活性化し、腸を健康に保つのに役立ちます。
太くて重く、ひげ板が少ないもの。新聞紙で包んで室温で保存します。
タグ:ヤラピン
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こんにゃく [食品別]

こんにゃくの成分の約97%は水分。注目したいおもな成分は、豊富に含まれるグルコマンナンという食物繊維です。グルコマンナンは人の消化酵素では分解できません。
そのため、腸に入ると水分を吸収してふくらみ、便を柔らかくして便通を撃えます。便として排泄される際、腸内の有害物質や糖質、コレステロールを吸着して体の外へ出すので、がんや動脈硬化、糖尿病などの予防に役立ちます。また、腸管を刺激して胆汁酸の分泌を促し、コレステロール値を下げる働きもあります。

調理する際は手でちぎつて使います。味がしみやすいだけでなく、包丁で切るよりグルコマンナンの働きがよくなるといわれています。ただし、弛潰性、習慣性便秘の改善には効果的ですが、けいれん性便秘や腸炎には逆効果になることもあるので、注意が必要です。組み合わせたい食品コレステロールや糖質の吸収を防ぐ作用があるので、脂肪の多い肉類や魚介類、卵など、高脂肪・高コレステロールの食品をとる時、一緒に食べると安心です。また、根菜やきのこ・海藻類と組み合わせると、食物繊維の摂取量がさらにアップ。便秘の解消に効果的です。

柔らか過ぎず、適度な弾力性があるものを選びます。保存する時は、袋の中に入っている石灰水に浸して冷蔵庫へ入れておきます。
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