サポニン [ファイトケミカル]

苦味やえぐみの成分であるサポニンの仲間には、大豆サポニン、ソラニン、イソクリエチゲニンなどがあります。なかにはじゃがいもの芽に含まれるソラニンなど有害なものもあるので、注意が必要です。サポニン類でもっともとりやすい大豆サポニンは、高い抗酸化作用をもつ成分です。脂質の酸化を防いで代謝を促進し、高脂血症や高血圧、動脈硬化、がんなどの予防・改善にすぐれた効果を発揮します。

大豆サポニンには肝細胞の再生を促す働きがあるため、肝機能の改善にも有効。また、免疫力を高めると同時に細胞の突然変異を抑制する作用があるため、発がんを予防する効果も期待することができます。このほか、イソクリエチゲニンは肺がんや皮膚がん、大腸がんの予防に、ジンセノサイドは免疫力をアップし、がんやエイズウイルスの撃退に役立つといわれています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

タウリン [ファイトケミカル]

タウリンの効用でまず注目したいのは、交感神経を抑制すること。交感神経が活発になると血管が収縮するため、血圧が上がってしまいます。
タウリンは交感神経の作用を抑えて血管の収縮を防ぐため、血圧を正常に保つのに役立つのです。その結果、高血圧によって引き起こされる脳血管障害や心筋梗塞などの痛気も防ぐことになります。また、タウリンには心臓のうっ血を防ぐ働きもあり、心不全の治療薬にも使われています。
高血圧については、こちら
タウリンには、胆汁の分泌や肝細胞の再生を促進するなど、肝機能を高める作用もあります。胆汁酸の分泌が増えるほど体内のコレステロールも減るため、高脂血症の予防にも効果的。さらに、胆汁酸は小腸の動きを活発にするため、腸内に有害物質が留まる時間が短くなり、悪玉菌の繁殖を防ぐのにも役立ちます。このほか、気管の収縮を抑えて気管支ぜんそくの症状を媛和する働きもあります。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。