カテキン [ファイトケミカル]

カテキンには、ビタミンC やEより強い抗酸化作用があります。体内では細胞膜の酸化を防いでがんの発生を予防。さらにがんの転移の原因となる血液の凝固を抑える働きがあることもわかっています。
消化器系のガンを抑制するお茶の渋み成分でもカテキンのガン抑制効果を紹介されています。

コレステロールの原料となる胆汁酸の排泄を促してコレステロール値の上昇を抑えるほか、血圧や血糖値の上昇を防ぐ作用もあるため、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの予防・改善にも効果を発揮します。

強い殺菌力をもつこともカテキンの特長のひとつ。食中毒を引き起こす黄色ブドウ球菌やボツリヌス菌、O157 のほか、院内感染のもとであるMRSA、胃の病気の原因となるピロリ菌などにも有効です。かぜやインフルエンザなどの感染症から体を守る抗ウイルス作用もあります。また、虫歯や口臭を防いだり、腸内の有用菌を増やして腸の働きを整えたりするのにも役立ちます。
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ルテオリンン [ファイトケミカル]

フラボノイドの一種であるルテオリンは、花粉症ヤアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を改善するのに役立ちます。
アレルギー症状の原因となる物質( アレルゲン)が体に入ると、体内でそれに対抗する物質(抗体)がつくられ、粘膜などに存在する肥満細胞の表面にたまっていきます。そして抗体が一定量を超えると、アレルゲンと反応し、肥満細胞からヒスタミンが放出されます。そしてヒスタミンが神経や血管を刺激し、鼻水やかゆみなどのアレルギー症状を引き起こすのです。

ルテオリンには、ヒスタミンの放出を抑える作用があり、さらにアレルギー反応を強める物質の生産を抑えるのにも役立ちます。アレルギーによって起こる炎症が慢性化すると組織や細胞が傷ついて遺伝子が異変を起こし、がんが発生する危険も高まります。アレルギー症状を改善することは、がんの予防にもつながるといえます。
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