イソフラボン [ファイトケミカル]

イソフラボンは、体内に入ると女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きをすることがわかっています。エストロゲンの役割のひとつが、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐことです。
骨がスカスカになる骨租しょう症は閉経後の女性に多く見られる病気。これは、更年期以降、エストロゲンの分泌量が急激に減るためです。イソフラボンには、エストロゲンの不足を補い、骨を丈夫に保つ効果があります。骨租しょう症を防ぐため、女性は若いうちからイソフラボンを積極的にとるようにしましょう。

イライラやのぼせなど、エストロゲンの不足から起こる更年期の不快な症状も、イソフラボンをとることで改善できることがあります。また、前立腺がんや乳がんを予防し、がん細胞の増殖を防ぐ作用もあります。健康な人の必要量は1日に50mg程度。納豆なら1 パック、豆腐なら半丁ほど食べれば十分です。どちらも低カロリーの高タンパク食品ですからおすすめです。
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アントシアニン [ファイトケミカル]

アントシアニンは、目の機能を高める成分として知られています。視神経の働きは、網膜で分解と再合成を繰り返しているロドプシンという色素に支えられています。アントシアニンにはロドプシンの再合成を促す作用があるため、眼精疲労や視力低下の改善、網膜の病気の予防などに効果があります。
アントシアニンは、動脈硬化の予防や血圧のコントロールにも有効。血圧を上昇させる酵素の働きを抑え、さらに血液に含まれる血小板の凝固を防いで血管をしなやかに保つ効果があるからです。じん帯や腱を丈夫に保つ作用や抗炎症作用、肝臓の機能を高める働きも認められており、さらに臨床試験や動物実験から、血栓をできにくくしたり、脳血管障害や心筋梗塞を予防したりするのに役立つこともわかっています。また、すぐれた抗酸化力もあるため、老化防止やがんなどの生活習慣病を防ぐ効果も期待されています。

アントシアニンを豊富に含むアサイベリーについては、こちら
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