症状・病気別 ブログトップ
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骨粗鬆症 [症状・病気別]

骨にすが入ってスカスカになり、もろくなった状態を骨租しょう症といいます。予防・改善には、適度な運動に加え、食事にも気を配る必要があります。
もっとも大切なのは、骨の材料となるカルシウムをとること。カルシウムの吸収を助けるビタミンDやたんばく質、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐイソフラボンなどもしっかりとりたい栄養素です。カルシウムの吸収を妨げるリンを含む食品添加物や塩分のとり過ぎにも注意します。

効果的な栄養と食品は、
カルシウム(牛乳、小魚、ひじき)
ビタミンD (紅ざけ、まいわし、さんま)
C PP (牛乳、乳製品)
イソフラボン(枝豆・大豆、大豆製品)
ビタミンK (納豆、あしたば)

控えたい食品は、
リンを多く含むインスタント食品などの加工食品、塩分を多く含む食品、過量のアルコールや食物繊維。

便秘、下痢 [症状・病気別]

便秘には弛嬢性、習慣性、けいれん性の3つのタイプがあります。下痢は腸炎などが原因となるケースもありますが、一般に「下痢をしやすい」という場合、自律神経の失調にょって下痢と便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」であることが多いようです。
弛緩性、習慣性便秘の場合は食物繊維を十分にとり、朝、冷たい水などを飲んで腸を刺激します。反対に、けいれん性便秘や下痢の場合は、不溶性食物繊維や冷たい飲み物は避けましょう。

効果的な栄養や食品は、
水溶性食物繊維(海藻類、モロヘイヤ)
ビフィズス菌(ビフィズス菌入りヨーグルト)
・弛歳性、習慣性便秘の場合
不溶性食物繊維(大豆、干し柿、ごぼう)
ビタミンC ( いちご、ブロッコリー)

控えたい食品は、
けいれん性便秘や下痢の場合、不溶性食物繊維を多く含む食品、冷たい飲み物など刺激の強いもの、柑橘類などクエン酸を含む食品です。
けいれん性便秘の人に最適な食事はこちらに詳しいサイトがあります。

がん [症状・病気別]

突然変異を起こした細胞が増殖していく「がん」は、あらゆるところに発症します。原因はさまざまですが、禁煙と食生活の改善で70~80% のがんを防げるともいわれています。とり過ぎに気をつけたいのは、脂肪と塩分です。アルコールやカフェインもほどほどに。魚や肉の焦げた部分やかびの生えた食品、極端に熱いものも避けましょう。 日に最低でも350g は野菜を食べ、ビタミン、ミネラルや食物繊維をたっぷり補給します。
ガンを防ぐ食事についてはこちらに詳しいサイトがあります。

効果的な栄養素と食品は、
食物繊維(玄米、さつまいも、こんぶ)
ビタミンA (うなぎ、鶏などのレバー)
ビタミンC ( いちご、ブロッコリー)
ビタミンD (紅ざけ、まいわし、さんま)
β-グルカン(干ししいたけ、まいたけ)
控えたい食品は、
塩分を多く含む食品、脂質を多く含む食品、肉や魚の焦げた部分、かびの生えた食品、過量のアルコールやカフェインです。


肝臓病 [症状・病気別]

肝臓の病気で注意したいのは、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝や、急性・慢性のウイルス性肝炎、肝硬変など。脂肪肝の場合はエネルギーをとり過ぎないように食事制限をしますが、そのほかの場合は十分な栄養をとる必要があります。
いずれの場合も、肝臓に負担をかけるアルコール類は禁止。緑黄色野菜などから肝機能を回復させるビタミン、ミネラルをたっぷり補給し、肉類、魚介類、大豆など良質のたんぱくしつ製品などを多くとるようにします。

積極的に摂りたい栄養・食品は、
タウリン(たこ、いか、貝類)
ビタミンC ( いちご、ブロッコリー)
カチキン(緑茶)
グルタチオン(牛レバー、ほうれんそつ)
タルクミン( カレー粉、ウコン茶)
コリン(豚肉、鶏卵、大豆)

控えたい食品は、肝臓に負担をかけるアルコール類です。

肝臓によい作用をするウコンについてはこちらをごらんください。

胃の病気 [症状・病気別]

胃の痛みや不快感を伴う病気には、胃の粘膜に炎症が起こる胃炎、粘膜の下の組織まで傷つく胃・十二指腸潰瘍などがあります。
こうした症状は、ストレスやピロリ菌の感染などにより、胃液で胃の粘膜が自己消化されるために生じます。予防・改善のためには、胃液の分泌を活発にするアルコールやカフェイン、甘い菓子類、塩分の多い食品などを控え、粘膜を守ることが大切。食事は消化のよい食品を中心にし、胃液の濃度を薄める牛乳・乳製品などを多くとるようにします。

積極的に摂取したい食品と栄養は、
ビタミンA (うなぎ、鶏などのレバー)
ビタミンE ( アーモンド、かぼちゃ、植物油)
カチキン(緑茶)
ビタミンU (キャベツ、レタス、セロリ)

控えたい食品は、
塩分を多く含む食品、不溶性食物繊維を多く含む食品、アルコール・カフェイン・香草科・柑橘類など刺激の強い食品です。

脳血管性痴呆 [症状・病気別]

脳血管障害をきっかけに神経細胞等の機能が損なわれ、いわゆる「ぼけ」状態になる病気です。進行を防いだり、発症を予防したりするためには、脳血管障害を起こさないようにすることが第一。
まずは、塩分の摂取量を制限して血圧の上昇を防ぎ、脂質やコレステロールのとり過ぎにも気をつけます。発症後の症状改善のためには、記憶能力などによい影響を与えるといわれているコリンやDHAなどをとるようにするのもよいでしょう。
こちらの記事にも脳へのDHAの作用が紹介されています。

効果的な栄養素と食品は、
IPA 、DHA ( いわし、さば、はまち)
コリン(豚肉、鶏卵、大豆)
ビタミンE ( アーモンド、かぼちゃ、植物油)
ビタミンC ( いちご、みかん、ブロッコリー)
カテキン(緑茶)

控えたい食品は、
魚の干物や塩蔵品など塩分を多く含む食品、卵黄やうなぎなどコレステロールを多く含む食品、脂質を多く含む食品です。

痛風 [症状・病気別]

新陳代謝の過程で、体内にプリン体という物質が生まれます。プリン体を肝臓で分解する時にできる老廃物が尿酸。痛風とは、血液中の尿酸が異常に増えるために起こる病気です。まずは、尿酸の材料となるプリン体を含む食品をとり過ぎないように注意。食べ過ぎを避け、適正体重を保つことも大切です。また、尿酸はアルカリ性に溶けやすいため、尿をアルカリ性に傾ける作用のあるカリウム、ナトリウムをしっかりとりましょう。尿量を増やして尿酸の排泄を促すため、十分な水分補給も欠かせません。
効果的な栄養と食品は、
カリウム(こんぶ、アボカド、さといも)
ナトリウム( ボンレスハム、梅干)
控えたい食品は、
かつお・あんきも・まいわしなどプリン体をく含む食品、尿酸の排泄を阻害するアルコール(とくにビールはプリン体の含有量も多いので要注意)

高脂血症 [症状・病気別]

高脂血症とは、血液中の脂質が増え過ぎた状態のこと。毎日の食事に注意して、コレステロール値や中性脂肪値を正常な範囲まで下げる必要があります。もっとも注意したいのは脂質のとり過ぎ。1日の摂取エネルギーのうち、脂質の割合は25%ぐらいにとどめます。

効果的な食品は、
キチン・キトサン(えび・かにの殻、きのこ類)
グリシン(大豆、大豆製品)
IPA( いわし、さば、はまち)
β -カロテン( モロヘイヤ、にんじん、春菊)
食物繊維(玄米、さつまいも、こんぶ)

控えたい食品は、
砂糖・清涼飲料水など中性脂肪を増やす糖質の多い食品、飽和脂肪酸の多い肉類やコレステロールを多く含む卵など、過量のアルコール。

糖尿病 [症状・病気別]

インスリンの分泌異常などのために血糖値が高くなり、さまざまな合併症を引き起こすのが糖尿病。血糖値のコントロールのためには食事療法が欠かせません。
基本は、年齢や身長、仕事量から適正なエネルギー量を決め、それ以上に食べ過ぎないこと。また、たんばく質、脂質、糖質をバランスよくとることも大切です。血糖値の上昇を抑える働きのあるタウリンやギムネマ酸、食物繊維などは、日頃から意識してとりたい栄養素です。

効果的な栄養素と食品は、
ギムネマ酸(ギムネマ茶)
タウリン(たこ、いか、あさり)
食物繊維(玄米、さつまいも、こんぶ)
IPA( いわし、さば、はまち))
γ-リノレン酸(しそ抽、わかめ、こんぶ
控えたい食品は
パンなど血糖値を上昇させる糖質を多く含む食品、動脈硬化などの原因となるコレステロールや飽和脂肪酸を含む食品、アルコール。

血糖値が高い場合に生活をする上で気を付ける点も大切です。

高血圧 [症状・病気別]

高血圧とは収縮期(最大)血圧が140mHg、拡張期(最小)血圧が90mHg以上の状態を指します。血圧を正常に保つうえでもっとも大切なのは、塩分をとり過ぎないこと。血圧が高めなら、1日の摂取量は7g以下に抑えます。食材自体に塩分が含まれていることもあるので、調味料として使う食塩は1日4gを目安にしましょう。積極的にとりたいのはナトリウム(塩分)の排泄を促すカリウムのほか、カルシウム、食物繊維、たんばく質などです。
高血圧についてはこちらに詳しく記載されています。

効果的な栄養素と食品は、
カリウム( こんぶ、アボカド、さといも)
カルシウム(牛乳、小魚、干しえび)
マグネシウム( アーモンド、大豆、玄米)
水溶性食物繊維(海藻類、モロヘイヤ、きくらげ)
タウリン(たこ、いか、あさり)

控えたい食品は、
魚の干物など塩蔵品、練り製品、卵黄などコ
レステロールを多く含む食品、脂質を多く含
む食品、アルコール類です。
→「減塩を成功させる5原則」などがポイントになりそうです。
タグ:高血圧
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