酢 [食品別]

米や果実などの原料を発酵させてつくる醸造酢には、さまざまなアミノ酸と有機酸がたっぷり含まれています。主成分である酢酸は、体内で有機酸の一種であるクエン酸に変化します。
有機酸にはリンゴ酸、コハク酸など多くの種類があり、原料や製法によって含有量やバランスが違います。有機酸はエネルギーの代謝を高めて疲労を回復させるほか、血圧、コレステロール、血糖値の調節、自律神経の安定などに役立っています。各種のアミノ酸には、有機酸の作用を強める働きがあります。

疲れた時などに速効性を求めるなら、そのまま飲むのがいちばん。はちみつなどで甘味を加え、冷水で薄めると飲みやすくなります。健康のためには、1 日に釣15g(大さじ1)を目安にとるようにするとよいでしょう。

カルシウムの吸収率を高める酢は小あじやいわしなど小魚との相性が抜群。酢を加えて煮れば骨まで柔らかくなり、丸ごと食べることができます。クエン酸がたんばく質の吸収を助けてくれるため、大豆や肉類との組み合わせもおすすめ。また防腐・殺菌力も高く、調理の際に加えると食材が傷みにくくなります。

米酢、りんご酢、バルサミコ酢など、種類によって香りや昧が違うので、料理に合わせて使い分けましょう。保存は冷暗所で。

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